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フェース角 |
| フェース角とは、ウッド形状のゴルフクラブ のみに適用される数値です。 フェース角は、球のつかまりを左右します。 フェース角が大きい(符号がプラスで数値が 大きい)ほど、球のつかまりが良く、 フェース角が小さい(符号がマイナスで数値が 大きい)ほど、球のつかまりが悪いです。 | ![]() |
フェース角の定義を正確に表現すると、シャフトの中心線が地面と垂直な平面状にある状態で、
ウッド形状のゴルフクラブヘッドを、地面とソールが平行になるようにしてセットした時に、
フェース面に平行な水平線と、垂直面とがなす角度のことを言います。
(まどろっこしい説明ですいません。上の写真をご参照頂ければ一目瞭然です。)
別の言い方をしますと、ウッドクラブを地面にヒョイと置いたときに、フェース面が向く角度のことです。
フェースがターゲットよりも左を向いていれば、これをフックフェースと言い、
フェース面がターゲットに真っ直ぐ向いていれば、これをスクエアフェースと言い、
フェース面がターゲットより右を向いていれば、これをスライスフェースと言います。
フェース角の数値は、正負の符号をつけて表され、
+1度(または、ただの1度)と言えば、1度左を向いているフックフェースのことを意味し、
±0度(または、ただの0度)と言えば、スクエアフェースのことを意味し、
−1度と言えば、1度右を向いているスライスフェースのことを意味します。
下の写真は、左から順に、フックフェース、スクエアフェース、スライスフェース、の例です。

なお、アドレスした際に、フェースをスクエアにセットしなおした場合には、フェース角の効果は失われます。
| フェース角を測定するには、 「ヘッドスペック測定器」と呼ばれる 右の写真のような専用の計測機を用います。 | ![]() |
市販ゴルフクラブのフェース角の平均値は、以下の通りです。
一昔前までは、大型ヘッドの球のつかまりを悪さを補うために、
ドライバーをフックフェースにするケースが多かったのですが、最近はフックフェースにする代わりに、
ライ角を超アップライトにすることで、球のつかまりの悪さを補おうとする傾向が見られます。
ウッド形状のクラブの球のつかまりを左右する数値は、フェース角の他に、ライ角、重心角、
フェースプログレッション、重心距離、と全部で5つあります。
これらの中でも、フェース角は球のつかまりに与える影響が直接的です。フェース角どおりにアドレスすれば、
フェース角の大きさの分だけ、インパクトのフェースの向きに直接的に影響するからです。
例えば、フェース角とライ角の効果の大きさの比率は、ドライバーの場合には、おおよそ10:1です。
フェース角を1度フック(またはスライス)にすることは、ライ角を10度アップライト(またはフラット)にすることと、
ほぼ同じ効果です。
また、フェース角を1度フックにするのと同じ効果を、フェースプログレッションを小さくすることで
得ようとした場合、ドライバーの場合であれば、フェースプログレッションを20mmも小さくしないといけません。
球のつかまりを左右するのに、フェース角は効果が高いのですが、一つ弱点があります。
フェース角が大きな(または小さな)クラブは、フェースが真っ直ぐにターゲットを向いていないので、
アドレスしている時に気持ち悪いことです。
私の場合ですと、ドローヒッターですので、スライスフェースはまだ大丈夫なんですが、フックフェースは
構えていて凄く気持ち悪いです。逆にフェードヒッターの方は、フックフェースは大丈夫でも、
スライスフェースは気持ち悪いんじゃないかと思います。
また、フックフェースやスライスフェースのクラブであっても、アドレスした際にフェース面をスクエアにセットし直す
プレイヤーも非常に多いと思います。この場合、フェース角の効果は失われます。
大きなフェース角にどうしても馴染めない方は、重心角と重心距離の数値を使って、
お好みの球の捕まりを見つけるのが、よろしいかと思います。
ウッドの球のつかまりを左右する5つの数値に関して、クラブの種類ごとの平均値を見てみましょう。
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重心角の平均値は、ドライバーとフェアウェイウッドでほぼ同じぐらいです。
ドライバーもフェアウェイウッドも似たような形をしているので、同じような数値になるんですね。
大きく異なるのは重心距離です。ドライバーのヘッドの体積は、最近は460ccぐらいあるので、
重心距離の平均値が40mmと、非常に長くなっています。
重心距離が長いということは、球のつかまりが悪いということです。
ゴルフクラブメーカーは、ドライバーの球のつかまりを少しでも良くしたいために、
全体的にライ角をかなりアップライトに設計していることが、この表から読み取れます。
これに対し、フェアウェイウッドのヘッドの体積の平均は173ccで、ドライバーに比べるとはるかに小さいです。
一昔前と比べても、そんなに大きくなっていません。ヘッドが小さいため、重心距離の平均値も33mmと、
非常に短くなっています。つまり、球のつかまりが良いということです。そのため、ゴルフクラブメーカーは、
フェアウェイウッドのフェース角を若干スライス気味に設定したり、ライ角もドライバーよりはフラットにして、
球のつかまりが良くなりすぎないように工夫していることが判ります。
ドライバーとフェアウェイウッドのヘッドを選ぶ際には、それぞれの特性があまりかけ離れないようにするのが
お勧めです。つまり、ただでさえ球のつかまりが悪いドライバーの中でも最高につかまりの悪いタイプの
ドライバーと、ただでさえ球のつかまりが良いフェアウェイウッドの中でも最高につかまりの良いタイプの
フェアウェイウッドを組み合わせてしまったら、それは最悪の組み合わせだということです。
ティーショットは右に、フェアウェイウッドショットは左にと、コースを右往左往することになってしまいます。
こういった組み合わせは、練習場でも悪影響があります。クラブによって、ボールが右に曲がったり、
左に曲がったりすると、一体全体、自分のスイングをどう変えればよいのか、混乱してしまいます。
個人的には、全体的に球のつかまりが悪すぎるドライバーの中では比較的球のつかまりの良いドライバーと、
全体的に球のつかまりの良すぎるフェアウェイウッドの中では比較的つかまりの悪いフェアウェイウッドを
組み合わせるぐらいが、ちょうど良いのではないかと思っています。
フェース角は、球の捕まりを左右する数値です。
しかし球の捕まりを左右する数値はフェース角だけではなく、
重心角、重心距離、フェース角、ライ角、フェースプログレッション、ヘッド重量と全部で6つあります。
ヘッドの球の捕まりを総合的に判断するには、ぜひ捕まり指数のページをご一読ください。
数値を測ってみませんか?
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アイアンとウッドのマッチングもグラフで一目瞭然です。
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